魂の心理学

あなたの魂の素晴らしい働きをご紹介していきます。日常に役立つ知識=フォースです。

◆今ここの変容〜あなたの魂はとてもとても賢いのです〜

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長らく投稿おやすみになり失礼いたしました。

20年前に書いたコラムの内容が今の私自身と周りでおこっていることにとても響きましたので、今の言葉でご説明し直してご紹介しようとこの2ヶ月間ずっと試行錯誤しておりました。直前2つの投稿はその内容です。でも書き直すと全体像がどうしても崩れてしまうのです。言葉足らずだったり今読むと偏った表現のように感じたりするのですが、随分悩みましたが思い切って20年前の原文のまままずはご紹介させていただき別に少しご説明を付け加えさせていただくことにいたしました。長文&拙文お許しください。

 

わたし達ひとりひとりの今ここの瞬間の中で時代がどのように変わるのか、意識がどのように集団主体のうお座時代モードから個人主体のみずがめ座時代モードに変容するかを詳しくご説明しています。

 

今ここの中でおこるこの全体像と流れが了解できると、魂、無意識の力、見えない世界、自然、宇宙のフォースとの協力関係がさらにかなり強まります。

 

カルマボディがヒーリングボディに変わります。日々の気づきの中で、今まずは良しとして、更なる癒し、成長、進化、ライフスタイルの変容、関係性の調和が自然かつ共時的に生じるようになっていくのです。

 

 

HEALING NEWS 《あなたの今ここの意識の中でおこっている時代の移り変わり~ヒーリングボディ》(原文)

 

①ヒーリングの世界は、今後めざましく進化していきます。

これまでのヒーリングの概念とセラピー、そして科学、宗教意識などが、統合に向かい。

 

②まず、今の状態をありのまま認めることが出来るよう、4次元的な伝統が平和的に消散し、リアリティの認識、『今ここ』に気づいた意識が発達します。

 

③今ここに気づいた意識=智恵という流れが認識出来ると、存在に支えられた智恵という見方が可能になります。この部分は、ハイヤーマインドが担当しています。この時点で、個人の叡智というものは元々はじめから存在していた。かくされてもいなかったが、意識的な発見が難しかった。といえるでしょう。神秘のベールが剥がれる感覚を持つ人もいるでしょう。

 

④そうしながら過去の経験や未来に対して抱いていたイメージの中で、リアリティーを助けるエネルギーがもう一度『今ここ』に戻ってきます。

 

⑤この手続きは、夢の中でオーバーソウルがおこないます。大きなカルマ的なイメージや情動の流れを断ち切ることが目的です。

 

⑥これは、はじめ非常にネガティブな印象を与えますが、歓迎して下さい。

衝動レベルの目的意識をゆるめ、いわゆる心理プロセスの回収を意味し、おだやかな実現を可能にする一種の解毒剤のようなものです。この時点で、可能性への捉え方が、ビジョンやシナリオを精神的に駆使するものではなく、ごく自然に分かち合えるものをとりもどすそんな感覚がさまざまな可能性と信頼感を根づかせます。

 

⑦ここで、さまざまなエネルギー、意識、そして記憶に関する態度、自己イメージについて、全体的な見直しがごく自然に生じます。全ての構造的な認識が一度ゆるみ、(生死観も)『自分らしくあること』が見直されます。

 

⑧さらに、さまざまな援助を受け取る必要があります。元々持っているもの以外に必要になるものがあるからです。元々魂が描いていたシナリオを手放す段階で、『こころ』の叡智が目覚め『愛』に関する定義や心理的なあたたかさの感覚がもう一度見直されます。自分らしくというようなイメージが、内外に客観的に見直され、ボディランゲージレベルでごく自然な変容が確認されます。ごく自然により自分らしくなっていくことを、自分も周りも祝福できるようになります。この部分はハイヤーセルフが客観性を維持し、ハイヤーセルフ同士の協力関係も結びます。

 

⑨この結果として、あるがまま認めて、可能性を信頼し、自分らしくあれば、成長し合う関わりの場が、関係のヒーリングボディとして存在していることになります。また、そのダイナミクスの中で、セルフヒーリングの原則も潜在意識レベルで、たえずよりよいものが吟味されることになります。そうするとこれまでのようなノウハウやシステム、因果的な論理での心理ゲームは、必要ではなくなり(好みはありますが)、防衛と自己確認に必要であったドリームボディー=プロセスボディーは、セルフヒーリングボディに変容します。

 

 

⑩そのような錬金術的変容の流れの中で、近未来的に『精神的な強さ』は、それほど重要ではなくなり、自分の生き方をさまざまな選択肢の集まりとみ、ウソ偽りなく実感することが、たやすくなります。何か犠牲を払うような神話的なサイクルにとらわれず、宿命的な申し合わせに人生の醍醐味を感じるという様な魂論は、精神の柱にとどまる必要は、ありません。自由になることを強く求めるあまり発達するエゴイズムの悲しみに別れを告げ、自由な感覚を保ったまま、自分の時間を共有していく楽しみにこだわることを許せるようになります。まず、受け取り、学び、分かち合い、そして受け取るということが意識の広がりの中で

ながめやすくなります。ゆだねることに『力』を感じることが、愛と信頼を強めていきます。

 

                                               Key of life   Seiichi Asada                                    2000.9.8

 

~これは、どのようなヒーリングでもおこっています。関心のない人にも自然に生じている現象なのです。~

 

 

 

◆《注釈》◇◆◇◆◇◆◇◆

        

についての注釈。〈今ここの変容〉

この20年で癒しについての考え方、常識が大きく変わりました。ムリのない自然なものになてきています。そしてまた今後さらに進化、統合されていくと思います。ヒーリングもセラピーも沢山の問題を抱えているというカルマ的な前提からはじめることが少なくなってきています。今うまくいかないことがあってもその原因を過去に求め分析と仮説を重視することが少なくなりました。またあるべき正しさに向かうことが唯一の解決策と修行的になりがちであった宗教的な認識方法もいい意味であいまいになりました。集団の「正しさ」と個人の「真実」はちがうという魂感覚の高まりなのだと思います。今ここの意識の在り方が正しさから真実へと変わることが時代の移り変わりなのです。

 

 

〈あるがまま認識する感覚。無条件の愛 Unconditional love

真実感覚を働かせるには、正しさの条件反射をやりすごす必要があります。良い悪いで自他を裁く衝動をうまくやりすごすのです。真実感覚はあるがままを照します。それは文字通りあなたのリアリティの実感でありあなたの魂の光であり無条件の愛です。真実の実感のさまたげとなるものはわたし達のこころが無意識に前提として採用する「正しさ」のイメージです。こころは思いの連続体だとチベット仏教では説明されます。その思いの連続体にはわたしの、家族の、人間関係の、社会の、国の、時代の思いの連続体も含まれつながっています。これらを否定することは出来ません。今の現実の基盤になっているからです。では、どうすればこの「正しさの迷路」から出れるでしょうか?思いの連続体を今この瞬間一瞬ゆるめ、わたしの真実を思い出そうとすればいいのです。魂と霊体は瞬時にその呼びかけに応え幻は消え去ります。魂の「真実の光」はどんな時もあらゆる「正しさ」の制限を消し去るのです。真実はあるがままを照らす。それは誰の魂も有する無条件の愛の働きなのです。あなたの真実は周りに真実、愛として伝わるのです。

 

 

ハイヤーマインドの働き〉

魂=高次の自己が活性化するとわたし達の肉体、感情、精神、意識(霊性スピリチュアリティ)に調和的に共鳴、反映されます。ここでは感情体の高次の自己をハイヤーセルフ。精神体の高次の自己をハイヤーマインド。霊体の高次の自己をオーバーソウルと呼ぶことにさせていただきました。一般にはその全てを要約してハイヤーセルフと呼ぶ場合とハイヤーセルフとオーバーソウルと分けて説明するふた通りが多いと思います。

 

今ここの気づきは精神体の魂共鳴であるハイヤーマインドが主導し高まります。今ここの気づきの高まりは魂の精神体へのはたらきの高まりなのです。魂のはたらきが高まると魂の賢い部分=智恵が活発になります。知っている部分、バランス、信じる力、愛が高まります。それで本当のわたし感覚が五感にいつのまにか充実し、今ここに私が確かに存在しているという実感がさらに深まります。自然とあらゆることがら、人、存在がありのままに尊重できるように感じられます。存在の実感であり気づき、目覚めです。

 

 

〈可能性を信頼する感覚。Shamanic process

正しさよりも真実が上回ると今どのような困難な状況でも可能性を信頼する感覚が戻ってきます。自分を信じれているかどうか。これは二次的なことです。今どのような状況でも、絶望的な状態でも成功の瞬間の最高の気分でも、「よりよくしたい!」それが魂の本能なのです。輝きの中にいても暗闇の中にいてもその衝動は同じです。何を。という目的意識ではなく、ただよりよくしたい!=意図、可能性が魂の純粋な衝動です。魂の純粋な衝動は成功、達成につきまとうエゴの増大を刈り取ります。これはある意味、近代的な宗教よりも深いひとりひとりの人生の真実です。(光と陰の対話。このような感性はどの国の文化の中にも自然との対話を重視するシャーマニズムとして見つかります。)また、この魂の純粋な本能の発動は、あらゆる「諦め(あきらめ)」を拭い去ります。そして様々な三次元の矛盾の葛藤で忘れようとしていた真実を時空を超えて思いおこさせます。それで世界とわたしの今ここはイキイキとした色彩をとりもどします。わたしの内外、過去、現在、未来のあらゆる真実とリアリティがよりくっきりと見極めが出来るようになっていくのです。

 

 

〈オーバーソウルの働き〉

このような気づきをきっかけにしてさらに深い無意識、集合無意識の領域からもたくさんの真実が共鳴し意識に浮上しようします。その大きな融合、統合作用はオーバーソウルの働きかけで夢の中で起こります。わたし達のひとりひとりの魂とさまざまな魂達が真実の共鳴をおこすのです。夢の中でたくさんのイメージ、物語、関係性が、この時空を超えた真実の共鳴により昇華していきます。人生観、自分像を決定している大きなカルマ的なイメージや深い情動のつながりさえ断ち切れれば、あとは目が覚めてから日常の場面場面、信頼とともにカギとなる状況に向き合うことができるようになりますから。

 

 

〈心理プロセスの回収〉

ですが、想いの連続体が成就せずに途中で昇華しようとする時、これまでの感覚と馴染まず抵抗が生じることもあるかもしれません。過去の辛いことや悔しさから生じた負けたくないというニュアンスの深い目的衝動の場合は特にそうです。不安や怖れがあることを前提にしてしまうのはとても孤独で辛いものです。

 

ここでオーバーソウルの真実の共鳴はさらに深く広く再吟味されます。先祖や応援する神仏精霊天使達などによびかけられます。大きなつながりや信頼の実感からより深い無意識の智恵がはたらくようになります。思いがけず今大切なことがあらためて思い出されたり、ふとした思いつきや言葉が状況がきりひらかれたり。自分の中の魂、無意識、見えない世界の豊かな智恵のはたらきを実感できる経験は小さくない驚きです。そしてさらに素晴らしいのはそのような体験をすること自体、元々自分自身の自然な状態なんだと気づけることです。修行の結果とは少しちがいます。たどり着いたのではなく元々そうであったと感じるのです。それで、深い納得が生じます。心理プロセスは成就をあきらめ美しく昇華していくのです。大きな大きな引き上げを実感されることでしょう。

 

 

〈自分らしくある感覚。Spiritual commitment

ヒーリングの前提についても自然な見直しが生じます。ヒーリングを受けるということはどこか自分は不充分であるという前提が生じがちです。もちろん不充分と感じるところもあるでしょう。でも自分自身が本質的に不充分ということは全く正しくありません。ひとりひとりの魂は本当に本当に賢いのです。自然、宇宙、見えない世界のすべてとつながっています。誰かに素晴らしいエネルギーやテクニックで癒されているように見えたとしても、本当のところ自分を癒しているのは自分自身です。気づくこと、成長すること、進化すること、関わりや態度を変容させるのも自分自身です。これは本質的な自由意思。本当に素晴らしい叡智がおひとりおひとりの魂には備わっています。このことが実感できるとあらゆる自分らしさがもう一度みなおされます。真実の実感です。ヒーリングの前提は、今ここで私はもっと自分らしくあれるという創造の意図そのものとなります。必要に応じて、ごく自然に癒し、変容、成長、進化が生じます。しかも特別なことでなく、それをとても自然な日々の営みだと感じれることでしょう。

 

 

ハイヤーセルフの働き〉

心身魂自分自身の中で自分らしさがさまざまに見直されしっくりくることで、わたしのこころの深い自己イメージや人生観、アイデンティティもよりしあわせなものになります。深い想いが変わると運命がかわりはじめるのです。祝福の恩寵も届きます。おだやかかつダイナミックな引き上げが生じます。こころと運命の陰陽の織り合わせが紐解かれます。抑圧されていた痛み、苦しみ、悲しみ、怒りの背後から愛とあたたかさがよみがえります。不条理ですが求めていたものがすでにある実感にかわります。運命がよりしあわせ、よろこびあるものにかわると当然、身近な方々との関わりも変化します。自分の目、人の目、世間の目も変わります。これは表面的には分からなくても、関わる人達、先祖やスピリット達のハイヤーセルフ同士の開かれた協力関係によるものです。今生じている開かれた恩寵の中でそれぞれわたしらしさについて調和的に調律が生じるのです。さまざまな相互作用が縁起の次元のエネルギーフイールドで絶妙に演出され姿勢、言動、態度もふさわしい自然なものになっていきます。あらゆる魂は共同作業しながらはたらくのです。

 

 

〈カルマボディのヒーリングボディーへの変容とその働き〉

今ここの一瞬の中で生じるこれらの魂の素晴らしい働きにより、あるがまま認めて、可能性を信頼し、自分らしくあれば、お互いが成長していく関わりの場が、関係のヒーリングボディとして今すでに、今ここに存在していることになります。前提が見直されるのです。カルマボディはヒーリングボディに変わるのです。どのような問題、制限、トラウマにもリソース(資源、無意識の肯定的な意図)があります。その力が強まります。こころの力より魂の力が強まるのです。純粋な自己開示が思いがけない絶妙なタイミングで自然に生じます。こころがかかえているイメージ、言葉、物語の4次元層を魂の5次元の意図が「本当はこうでありたい!」と雲を晴らすように開示されるのです。自意識も防衛的なものでなくなります。新しい自意識は今ここで分かち合いに開かれた場そのものとなります。場の感覚が自意識にとってかわるのです。今ここに一緒にいると実感出来ることはなんと神聖なことでしょう。

 

〈体験を共有し共に成長していく感覚。魂の本能=対等性Equality

絶対的な個人の運命が存在する。ひとりで生まれてひとりで死んでいく。このような運命の大前提はカルマボディを前提に広がる世界観、人生観、宇宙観です。確かに肉体、感情体、精神体は個人のもの。ですが魂と霊体は個人だけのものではありません。肉体、感情体、精神体よりも霊体が優位になると、魂のバイブレーションはちがってもより大きなところではひとつなのだという実感とそれぞれの存在と存在に支えられた智恵が高まり、本能的に体験を完全に共有します。また逆に言葉や時間、空間を超えて体験を完全に共有出来るということは、バイブレーションはちがってもどこかでひとつなのだということの証となります。わたし達は存在としては対等です。この地球は宇宙でたったひとつのかけがいのない存在。それと全くおなじようにわたしも宇宙でたったひとりのかけがいのない存在。あなたもおなじように宇宙でたったひとりのかけがいのない存在。存在としては全く対等。今ここで共有する体験を通じて共に成長していきます。これは魂の本能的な機能なのです。魂の光が強まると霊体が肉体、感情体、精神体よりも強まり、霊体が全体を観る「眼」となり、オーラが自意識を超えた純粋な分かち合いの場となるからです。

 

それで、受け取り、学び、分かち合い、そして受け取るということが意識の広がりの中でながめやすくなります。ゆだねることに『力』を感じることが、愛と信頼を強めていきます。

 

~これは、どのようなヒーリングでもおこっています。関心のない人にも自然に生じている現象なのです。~