あなたの魂はとてもとても賢いのです。
その信じる力、愛、叡智はあなたの想像をはるかに超えています。
キズつきやすい閉じた淡い純粋性とはちがいます。
コンプレックス解消やポジティブシンキングともちがいます。
否定のない本能的な存在肯定の意識です。
浮ついた理想論とはちがう極めてリアルな実際的な可能性の感覚です。
魂感覚は可能性感覚。高性能で精密な可能性&真実センサーなのです。可能性と対話してあなたの現実の人生の設計図を刷新することが出来ます。思いの連続体であるこころの物語を超えていけるのです。
魂は神や自然とおなじで言葉を話しません。
魂という言葉によって魂が働くのでもありません。
ただ共に在るというひらかれた分かち合いの場で自然にはたらくあなたの中の自然と宇宙なのです。
あなたの魂はあなたの不安と怖れのリアクションボディである潜在意識の鎖を消し去ります。あなたの魂はあなたが生きるこの世界で本当はこうでありたいという最も純粋な意図を生きる愛と自由をあなたの手元に連れ戻します!
あなたの魂がもたらす正しい直感(直観=火、インスピレーション=風、フィーリング&恩寵=水、イルミネーション道を照らす=土…四元素のはたらきかけの調和的総和。アカシックレコード)による真実の気づきはストーリー、想念、イメージなど四次元エネルギーを適切なバランスで光へと結晶させます。アセンションと言える自然現象です。
その時関わる人と体験を完全に共有することということが自然発生します。他者の体験を一人称で完全に共通し理解することが出来るのです。
そしてその新たな光は魂の光に溶け込み、あなたの魂に新たな輝きと目覚めを付け加えます。あなたの意識は引き上げられ観る目は磨かれ新たな真実が見つかります。これまで隠されていた「問い」のこたえ…観えなかった大切なことがはっきり観えるようになるのです。
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また、魂のはたらきの詳しい解説をTAROTに見いだすことが出来ます。TAROTは魂のはたらきの全体像を説明しているといえます。次の散文詩はTAROTの金字塔であるトートTAROTをこの世に遺したアレイスター・クロウリーがその精密な解説書である「トートの書」の戸書きに貼り付けた自作のものです。TAROTに興味をお持ちの方はお読みください。関心のない方は以下はスルーして下さい。
TAROTと生命の樹をはじめ、様々な自然、宇宙のフォースとのつながりと動きについての全てとそのカギが実にシンプルかつ美しくまとめられています。そしてこれはトートTAROTの働きだけでなくクロウリーが生命の樹とトートTAROTに託した人間本来の魂の素晴らしいはたらきの解説でもあるのです。タロットの輪という文字を魂と置き換えることが出来るのです。
《回転させよーそして止めるのだ!》
サンサーラの大輪
法(ダルマ)の輪
タロットの輪
天界の輪
生命の輪
これら宇宙運行の諸輪がすべて一つになるであろう。
だがこのなかで、タロットの輪だけが汝の意志を目覚めさせる。
この輪について熟慮思弁せよ。そこに想いを向けるのだ!
これを汝の課題とせよ。どのカードも他のカードのそれぞれから必然的に生じてくることを理解せよ。「愚者」から「ディスクの10」に至る、必然とされている順序についてさえ、このことは当てはまる。
されば、汝が運命の輪の委細を知り尽くすとき、原初にその輪を動かした「意志」を理解しえよう。「初めてもなければ終わりもない。」
そして見よ!汝はその深淵を通り過ぎたのだ。
〜『トートの書』アレイスター・クロウリーのまえがきより 『虚言の書』〜
◇以下解説です…
回転させよーそして止めるのだ!
…回転させることができる。そしてそれを止めることも出来る。それを宣言している。それを試みろとクロウリーはいう。
サンサーラの大輪
…仏教、特にチベット仏教でいう苦しみのサイクル、くさり。カルマボディのこと。
法(ダルマ)の輪
…自力で解くのはむずかしいサンサーラの輪を解くために仏から届けられる導きの智慧のこと。その智慧を消化吸収することで自然とサンサーラの鎖は解かれる。
タロットの輪
…宇宙のすべてを要約する22枚の大アルカナの輪+火水風土の4×(10+4)の56枚の小アルカナの輪=78枚の輪
天界の輪
…天に輝く星たちの運行のこと。
生命の輪
…ユダヤの旧約聖書に知恵の樹と共に出てくる生命の樹のこと。天地をつなぐはしご。創造の原理が読み取れる。ユダヤ神秘主義カバラのすべてがここにある。
これら宇宙運行の諸輪がすべて一つになるであろう。
だがこのなかで、タロットの輪だけが汝の意志を目覚めさせる。
…これらはすべてつながりがありひとつだが、その中のタロットはあなたの本来の意志のはたらきを目覚めさせることができる。つまりタロットを通じてあなたの目覚めた意志を諸輪の営みに参加させることが出来るということ。
この輪について熟慮思弁せよ。そこに想いを向けるのだ!
これを汝の課題とせよ。どのカードも他のカードのそれぞれから必然的に生じてくることを理解せよ。「愚者」から「ディスクの10」に至る、必然とされている順序についてさえ、このことは当てはまる。
…タロットの輪について深く考え理解していくといい。思いを向けて。その詳しいつながりの必然についてあらゆる角度から検証してみよと。
されば、汝が運命の輪の委細を知り尽くすとき、原初にその輪を動かした「意志」を理解しえよう。「初めてもなければ終わりもない。」
…そしてタロットの輪が示す運命の輪の詳細を知っていくことでやがて…遠い全てのはじめの原初において、これらの諸輪を動かした「大いなる意志」を理解できるだろう。それは時間空間を超えて永遠に作用しつづけているのだ。
そして見よ!汝はその深淵を通り過ぎたのだ。
…いつの間にかあなたは深淵を通り過ぎていることに気づくだろう。深淵とは10の光球からなる生命の樹の上部の聖なる三角形とその下全体を分けるラインのこと。その深淵を超えると天の意図がわかり創造の営みに参加出来るという。だが人間にはこの深淵を自力で越える力はないとユダヤ神秘主義カバラでは説明されている。タロットを全体性にもとづいて深く理解すると自然と深淵を超えることが出来、生命の樹と意志を響かせ生命の樹を活性化させ創造の営みに参加出来るのだとクロウリーは私たちを導いている。
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