魂の心理学

あなたの魂の素晴らしい働きをご紹介していきます。日常に役立つ知識=フォースです。

◆…魂の癒し…

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50年ほど前にアメリカの病院に勤めるある女性臨床心理士の夢にキリストがあらわれこれから伝えるメッセージを書き留めなさいと告げました。霊感的なことを信じない彼女はかなり抵抗したのですが、友人の協力もあり膨大な量の、あるテキストを出版することになりました。そして今では世界中で読まれようやく日本でも数年前に翻訳されたところです。

そのテキストは「奇跡の講座(A Course in Miracles=ACIM)」であるとキリストは告げました。日々の生活にどのようにして恩寵を招くのか?神のいる世界、愛のある世界をどのように蘇らせるのか?苦しみの世界をどのように終わらせるのか?について精密に記されています。また世界は自分の鏡だという心理学の〈投影〉の観点から見ればとても優れた投影の解説本ともいわれています。

でもこの本論理的には読みきれない本です。こうすべきだこうあるべきだとは読めないのです。読んでいくとそこに書かれているような事がらを体験することになります。で、いつの間にか全体像が描けるようになり、恩寵が今働くのがわかるようになります。そのことを五感の世界(知覚)から知っている世界(知識)に戻ると説明しています。この本は極めて「体験的な本」なのです。そしてこの本を読む時のガイド役がキリスト教でいう「聖霊」です。私達の五感に寄り添いながら場面場面のレッスンを演出しながら気づきを導きます。

そのACIMの一節(第1巻テキストの第13章9節6-2)を…∞

『「神の子」に対してあなたが差し出す一つ一つの有罪判決の中に、あなた自身の罪に対する確信が横たわっています。「聖霊」にその確信を取り除いて欲しいと望むならば、あなたのすべての兄弟に対して「聖霊」が差し出している「あがない」を受け入れてください。』

…もう少し簡単な言葉に…

『あなたのまわりの身近な誰かをもし今罰する気持ちがあるなら、実はあなたがあなた自身の中にあなた自身への罪の確信を抱いているということなのです。「聖霊」にあなたのこの密かな罪の強い思い込みをとりのぞいて欲しいと望むなら、あなたのまわりのすべての人達に対して「聖霊」がいつもさしだしてくれている「癒しと導き」を受け入れて下さい。』

ここ二週間ほどこのことを個人セッションやクラスでご紹介し役立つことがつづいていましたのでシェアさせていただきました。これをお伝えすると、その方が関わる相手の方を受け入れることができない時、許すことができない時…それはムリですとこころの限界を訴えられます。でもこれはその方を受け入れてください。許してくださいというような綺麗事とはちがうのです。

ご自分のこころでその人を許すことがムリでも、そんな人にも神や宇宙の恩寵が届くのだ、生かされているのだと了解することは出来ますよねっていうことです。そもそも「許し」を自力でなどできるものではないのではないでしょうか?もしそれが出来るとしたら、選ばれているとか特別だとか相手よりも優位に立つような美意識に酔わないとできないのではないかと思います。でもそれではどこか対等ではない。「許し」は「おこる」というようなものではないかと個人的には思います。「どちらにもおこる恩寵」として生じる「許し」にまかせておくのがよいのではないでしょうか?

僕にはこのとき「わたし」におこることこそが「魂の癒し」だと思われます。

…その瞬間☆またあなたの中で時代が…世界が生まれかわるのです☆…

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